おかしいとは思うんですが・・・・

あるお母さんからのメール

 小一の息子さん友だちと本の取り合いをして、はずみで関係のない女の子の目に入ってしまった、と。
 息子さんの対応も良くなかったけれど、担任の先生は、食事の時間の前まで、立たせていた、ということ。
 このページでは、「手の掛かる息子さん」の詳細は省いてあります。
 事情はともあれ、担任の先生の対応が気になりました。

Mさんから

 10月6日の事です。
 また先生から電話がかかってきたのですが、今度は大事件でした。
 図書室で本を借りて読み、読書画を描くという授業だったそうです。
 うちの子とクラスの男の子(A君)が一冊の本を取り合いになり、引っ張り合いの弾みで本の角がまったく関係の無い女の子(Bさん)の目に入ってしまったのです。
 その子は眼科に行き、角膜に傷がついてしまったことがわかりました。
 7日も眼科に行き、9日にも来るように言われたそうです。しばらく通院が必要のようです。
 先生からの連絡で、すぐに先方にお詫びの電話を入れましたが、こういった場合どういう対応をとればよいのでしょうね。
 A君のお母さんと連絡を取り、明日の夕方改めて一緒にお詫びに行く事にしてあります。

 もう一つ気になる事に先生の対応があります。
 事故直後先生が来た時、A君はBさんに一生懸命謝っていたそうです。
 息子は離れたところにいて、関係ない人は教室に行きなさいと言うと行ってしまったそうです。

 事情聴取の結果、息子も関係していたと分かり、問いただすと関与を認めたそうですが、自分が悪い事をしたと言う認識がまるでなかったようでした。
 そこで、A君も含む皆が読書画を描く中、一人だけ「あなたは描かなくてよろしい」と言われ、給食まで許してもらえなかったそうです。

 家で聞いたら、引っ張り合っていた息子の手が離れてA君の持っていた本がBさんに当たったから、自分は悪くないと思ったそうです。
 怒られるから行かなかった訳ではないらしいのですが、これってそんなに悪い事でしょうか。
 自分が悪いことが分からなければ、教えなければいけませんが、一人で罰を受けていたかと思うとちょっとかわいそうになります。
 小学1年なら善悪の認識が育っていないこと自体が問題で叱られたのかもしれないですね。

 まあ本人しゅんとして反省しているようでした

「どうしてしゅんとなったの・・・・?」 〜Mさんへ

 > まあ本人しゅんとして反省しているようでした。
 なぜ、本人がしゅんとなったのか?
 「給食を食べさせてもらえない」ことによって、自分の行為が悪いとわかったからでしょうか?
 即効性はないにしても、繰り返し話すことしかないと思います。
 息子さんのことも先生は少しは知っておられるのでしょう?

 > 家で聞いたら、引っ張り合っていた息子の手が離れてA君の持っていた本がB
 > さんに当たったから、自分は悪くないと思ったそうです。

 「こうした考えは違うんだよ」ということを繰り返し、伝えていくことではないでしょうか。
 この先生は、明確な間違いを犯している、と思います。

 直接、対応には役立たないにしても、Mさんが、しっかり息子さんの味方になってあげて下さい。
 決してその先生に同調して、息子さんを責めないで下さいね。

「1時間目から4時間目まで」 〜Mさんから

 前回のメールで言葉たらずのところがありました。
 「給食まで」と言うのは「給食の時間まで」と言う意味でした。
 1時間目に事故が起こり、その後4時間目までずっと教室の隅で立たされていたそうです。
 給食前に病院からBさんが帰ってきて謝って、やっと許してもらえたそうです。

 謝罪に行った時は、よくお詫びして「お金の問題ではありませんが、病院の送り迎えでもご迷惑をお掛けするので。」とお見舞金を渡したところ、快く受け取ってくれました。
 今日もお会いしたのですが、しこりは残っていない様でほっとしました。

「どういう論理?」 〜Mさんへ

 どういう論理でしょう?
 「素直に自分の悪いことを言わなかった」
 ことと、それが、
 「勉強をさせずに立たせておく」
 ことがどこでどうやって結びつくのでしょうか?

 僕だったら・・・・、ということはやめておきましょうね。(^^ゞ
 それよりも、先方が快く許していただけたようで、良かったですね。

 > 今日もお会いしたのですが、しこりは残っていない様でほっとしました。
 ですね。(^^)

「私もおかしいと思うんですが・・・・」 〜Mさんから

 私もおかしいと思うんですが、よく立たせる先生なんです。
 この前も、しおりを作るのに必要な『厚紙と、きれいな葉っぱ』を忘れたら、一時間立たされたそうです。
 立っている時間があったら、葉っぱを拾ってくるなり、厚紙を職員室に探しに行くなり、問題解決の方法を考えさせる方がずっと子供のためだと思うのですが。

 先生にとって、罰を与えて教師の威厳を突付ける方が大事なのかと思ってしまいます。

 うちの子は良く怒られるので、かなり先生を怖がっています。
 この前正直に言えなかったのも、怒られるのが恐かったんだと、後で言っていました。

 また話し合いを持った方がいいかとも思ったのですが、今先生は妊娠中で、11月末から産休に入るそうなので、まあいいか、ということで。
 もう一つ、来年の4月に引っ越しのため転校する予定があります。
 ずるい考えかも知れませんが、もうその先生に習う事はないんですよね。
 子供とは、今度来る先生は恐くないといいねと話しています。

 ただ、実習に行った事があるといっても、我が子を小学校にあげるのは初めてで、この先生は怒りすぎとか、やさしいとかが解らないんですよ。比較するものが無いので。

 だから、おさむさんの「ぼくだったら…」の後が気になります。

皆さんはどう思われます?
ご意見をお待ちしています

HPの内容を確認していただいた後、下記のようなメールをいただきました。

 いろいろ書きましたが、悪い先生ではないと思います。
 1学期には、家庭訪問や、面談(電話が来たので学校に出向きました)で、かなり時間を取ってこちらの話を聞いてくれました。
 現在クラスの児童数は39名と多く、うちの子は親でももてあますような手のかかる子ですので、身重の先生はほんと大変な思いをしている事と思います。

 それから、立たされた云々は、早生まれの幼い1年生から、聞き出した事ですので、どこまで信じて良いかという心配もあります。
 それらの事を考えて、今回は黙っておこうという事にしました。

 あと一ヶ月余りで産休を迎える先生に、余計な負担を掛けるのも忍びないもので......